色んな問題を「自分のせいだ」と感じてしまうこと、ありませんか?他人のミスや問題を自分の責任に感じると、心が疲れやすくなり、ストレスも増大します。この記事では、「なんでも自分のせいと思ってしまう」悩みを抱えているあなたに、具体的な解決方法をお伝えします。
自己肯定感を高める方法や、ストレスを軽減する習慣を身につけるコツを紹介します。読み進めれば、あなたの考え方が変わり、心が軽くなるのではと思い執筆しました。ご参考になれば幸いです。ではさっそくみていきましょう!
1. 全部自分のせいと思う人に多い深層心理
「全部自分のせいだ」と感じてしまう人に共通する性格・心理があるのでは?と思っています。今悩んでいる方は、自分に当てはまる部分があるか、ちょっとチェックしながら見てみてくださいね。
これを理解することは、考え方を変える第一歩です!
- 自信がない
自信が低いと、何かうまくいかなかったときに自分を責めやすくなります。「自分の意見より他人の意見を尊重しがち」ではないですか?自分への自信のなさは、主張をどの程度伝えるかでも図ることができるんですよ。
- 完璧主義
たぶんあなたは謙虚なので、当てはまらないと思っていると思います。しかし、よく自分を分析してみてください。少しのミスでも自分を責めていませんか?「いつものルーティーンをしなかった」、「疲れたから少し休んだ」等。こういった内容でも自分に後悔したりした経験はないですか?完璧を求めるあまり、失敗や甘えを受け入れられなくなっていませんか?。 - 優しすぎる
身近な人に「優しすぎるよ」と言われた経験はありませんか?共感性が高かったり、自分の問題でなくても「自分がやればいい」「自分が我慢した方が早い」と考えることが多くあったりすると、「自分のせい」と問題が置き換わってきてしまうんです。
- 他人の評価を気にしすぎる
周りの人がどう思っているかに過敏になり、他人の期待に応えられなかったときに、自分の責任だと感じやすくなります。人には思いやりを持って接することができるあなたですが、自分の事になると厳しいので、 内 心 周りの評価を気にするタイプは多いと感じます。
- 幼少期の経験やトラウマ
幼少期に厳しく育てられたり、失敗を叱られる環境で育った人は、大人になっても失敗を過度に恐れ、自分を責めやすくなります。
このような心理が、私たちを「全部自分のせいだ」と思わせてしまいます。まずは自分の思考パターンを知り、そこから改善していくことが大切です。
2.なんでも「自分のせい」と思うことのリスク
なんでも「自分のせいだ」と思い込むことには、大きく4つのリスクがあると考えています。リスクを知っておくことで、心の負担を減らし、より健康的な考え方を持つことができます。
(1) ストレスが増える
自分がすべて悪いと思うと、どんな小さな問題でも大きく感じてしまい、ストレスがたまります。結果的に、心や体が疲れてしまうことがあります。よく寝坊したり、首や肩がこっていませんか?精神的ストレスは肉体のどこかに表れている可能性が大です。
(2) 自己評価の低下
「全部自分のせいだ」と感じると、自分を責め続けてしまい、自分に自信が持てなくなります。これが続くと、自分は価値のない人間だと感じてしまうことがあり、さらなる負のスパイラルに陥ることも。
(3) 人間関係への悪影響
周りの人との関係にも影響が出ます。例えば、他人が起こしたミスまで自分のせいだと感じると、周りに過剰に気を使うようになり、かえって関係がぎくしゃくすることがあります。無理に相手を助けようとして、逆に自分が損をすることもあります。
(4) 問題原因が分からくなる
物事をすべて自分のせいにすると、本当の原因が見えにくくなります。問題を冷静に分析できず、解決策を見つけることが難しくなることもあります。
こうしたリスクを避けるためにも、「自分のせいだ」と思う気持ちを見直すことが大切です。
3. 考え方を変えるための5つの方法
「全部自分のせいだ」と思いがちな方に向けて、考え方を少しずつ変えていくための具体的な方法を5つ紹介しますね。これらの方法を実践していくことで、自己肯定感を高め、心が軽くなるはずです。
1. 自分を認める練習
どんな結果であれ、自分を褒める習慣をつけましょう。少し楽観的くらいでちょうどいいです。成功しても失敗しても、自分が頑張ったことに注目することが大切です。例えば、「今日も頑張った」「失敗したけれど、次に生かせることがあった」と、自分を励ます言葉を積極的に使ってください。
具体例
テストでいい点数を取れなかったとき、結果だけを見て落ち込むのではなく、「頑張って勉強した自分」を認めることから始めてみましょう。
2. 完璧を目指さない
すべてを完璧にしようとすると、少しの失敗でも自分を責めてしまいます。そこで「70%の完成度でOK」と考えることを習慣にしましょう。70%の努力でも、十分に良い結果を出せることが多いです。この70%には、休息の時間も含め考えるようにしましょう。
具体例
仕事や家事で完璧を目指しすぎると疲れてしまいます。「今日はこれくらいで十分頑張った」と思えるようにすることで、心に余裕が生まれます。
3. 他人の視点を取り入れる
自分を責める前に、他人の視点を取り入れてみましょう。自分を第三者の立場から見ることで、少し冷静に状況を判断できるようになります。他の人はどう思うか、という視点を持つことがポイントです。意外と悩みというのは、傍から見たら大きい問題でないこともありますよね。
具体例
友達や同僚に、自分の悩みや失敗を話してみてください。意外と「そんなに気にしなくても大丈夫」と言われることが多いはずです。
4. 感情を整理する時間を作る
感情を整理する時間を作りましょう。日記を書いたり、自分の気持ちを言葉にして表現することで、頭の中が整理され、冷静に自分を見つめ直すことができます。書くことは、心のデトックスになります。
具体例
毎晩寝る前に、その日の出来事や感じたことをノートに書いてみると、心の中が軽くなります。「今日はこんなことがあった」と感情を言葉にするだけでも効果的です。
5. カウンセリングやコーチングを活用
自分一人で抱え込むのではなく、プロに相談することも非常に効果的です。カウンセラーやコーチは、専門的なアドバイスを通して、あなたの考え方や感情を整理する手助けをしてくれます。
具体例
悩みが深刻になったときは、カウンセリングやコーチングを受けてみましょう。自分では気づけなかった新しい視点をもらうことで、前向きな解決策が見つかるかもしれません。
トップページにカウンセリングについてやおすすめの心理学書籍を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
4. 自分を守るためのストレス解消法
「自分を守るための行動」は、心身の健康を保つためにとても重要です。自分を追い詰めないためには、意識的にストレスを軽減する方法を実践することが必要です。
お風呂に入る
日々のストレスを減らすために、リラックスする時間を作ることが大切です。例えば、一番身近で簡単にできるリラックス方法が「お風呂に入る」ことです。いい香りの入浴剤等、お好きなバスグッズを使うとストレス解消に効果的です。
体を動かす運動
適度な運動も、ストレス解消に役立ちます。散歩や軽いストレッチを日常に取り入れることで、気分がリフレッシュし、ストレスが和らぎます。運動することで、体だけでなく、心もリフレッシュされ、心地よい疲労感が感じられます。
サポートを受け入れる
自分一人ですべてを抱え込む必要はありません。周りの人に頼ることも、自己防衛の一つです。家族や友人に話を聞いてもらうだけでも、気持ちが軽くなることがあります。また、「頼ることは弱さではない」と理解し、サポートを受けることが大切です。
「悩みを人に話す大切さ」についてもトップページでご覧になってみてくださいね。
5. 心のケアは未来を変える
心のケアを大切にすることは、あなたの未来を大きく変える力を持っています。日々の生活の中で、自分の心と向き合いケアすることで、より前向きな人生を歩むことができるでしょう。
- 感情を無視しない
心のケアの第一歩は、自分の感情を無視せず、しっかりと感じ取ることです。悲しいときや不安なとき、その気持ちを押し込めずに表現することが大切です。日記に気持ちを書き出したり、信頼できる人に話を聞いてもらうことで、感情が整理され、心が軽くなります。 - 自己肯定感を育てる
心のケアをすることで、自己肯定感を高めることができます。自分を大切に扱い、自分の良いところを認める練習を続けることで、自信がつき、周りの評価に左右されにくくなります。結果として、より自分らしい生き方ができるようになります。 - 未来への準備が整う
心のケアを習慣にすることで、ストレスや不安への対処力が向上し、困難な状況にも冷静に対応できるようになります。自分の感情や思考を適切にコントロールできるようになると、よりポジティブな未来が開けます。心が安定していると、目標達成に向けた努力もスムーズに進みます。
心のケアは、あなた自身の幸せだけでなく、周りの人との良好な関係も築くために必要なスキルです。心を大切にすることが、未来を豊かにしていくカギとなります。
最後に
いかがでしたでしたか?なんでも自分のせいと思ってしまう人にとって、少しでも新しい思考や頑張りすぎない気持ちを思い出していただきたく、この様な内容でまとめさせていただきました。
なんでも自分のせいと思っていると、心だけではなく肉体の方にも支障が出てくる可能性もあります。たまには物事をゆっくりすすめたり、自分を癒すために時間を割くことをして、マイペースで行動していきましょう!最後までお読みいただきありがとうございます。
また次の投稿でお会いしましょう!!